世界最速を生み出した名作がアニマルパターンで大胆アレンジ!
2008年に初登場した長距離レース用ランニングシューズ"ADIZERO ADIOS 1(アディゼロ・アディオス1)"。ベルリンマラソンでは、エチオピアの名ランナー"GEBRSELASSIE(ゲブレセラシエ)"がこのモデルを着用し、自身のマラソン世界記録を更新。史上初めて2時間4分の壁を破る快挙を成し遂げた。この劇的なデビューにより、"ADIZERO(アディゼロ)"シリーズは世界最速の称号を手にし、"記録を生み出すためのシューズ"としての地位を確立する。
"ADIZERO ADIOS 1"は、記録狙いの長距離レースに特化し、徹底的な軽量化によってランナーの負担を軽減し、スピードを最大限に引き出す構造。アッパーには足を包み込むような薄く軽量なエンジニアードメッシュを使用。サイドのスリーストライプはデザインと補強を兼ね、シューレースを締めると土踏まずをしっかりとホールドする設計となっている。
ソールには、圧縮成型EVAフォームの”CMEVA"に加え、アディダス独自の衝撃吸収素材"ADIPRENE®(アディプリーン)"と、反発弾性に優れた"ADIPRENE+(アディプリーン)"を組み合わせ、クッション性と反発性を両立させた構造に。軽量ながらも着地から蹴り出しまでエネルギーロスの少ない仕上がりとなっており、トップアスリートからの厚い信頼を集めた競技用シューズの代表格である。
そんな"ADIZERO ADIOS 1"が、現代の視点からライフスタイル仕様として再解釈されて登場。ファッションデザイナー"WALES BONNER(ウェールズ・ボナー)"とのコラボレーションを皮切りに、当時のシルエットとマラソン用ツールを活かしながら、ファッションとしても映える意匠が加えられている。
加えて、今作ではアッパー全体にレオパード柄を大胆にあしらい、ポニーヘア調のフェイクファー素材を採用。レオパード柄とカウ柄をミックスしたインパクトあるグラフィックで、クラシックなランニングシューズを前衛的なファッションアイテムへと昇華。テクニカルな印象にアニマル柄の遊び心を掛け合わせ、オリジナルの遺産を継承しながらも、新たな文脈で刷新された意欲作となっている。
海外では2025年にアディダス取扱店にて発売予定。価格は未定。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。